日 付   05年 9月17日(土)  お天気   晴
河 川   利根川・湯檜曽川(利根漁協)

 夜中に家を出て、親水公園の駐車場で仮眠を取る。今年最後の利根川遠征。
狙うはヤマメの尺越え、のはずだった・・・。

朝5時起床、公園のところから入る。すると・・・
水がこの前の倍くらいある!そんな大雨でも降ったのか?
天気予報ではそんなの聞いていない・・・
ダムの放水だ。この前は少しは放水してほしい水量だったが、だからと言って・・・
流れの緩いところはこの前は陸だったところ。流れのあった場所は激流だ。
ポイントがつかめない。単純に川を分割して細かく区切って釣っていく。
しかし、魚からの反応は得られない・・・。上へ下へ1時間ほどであきらめる。

朝飯を食べながら次どうするか考える。このまま釣り上がるか、別の川にするか・・・
しかし、この辺りの川の知識はない。地図を見る。上流に見つけたのは湯檜曽川。
どうせダメなら・・・、っと移動することにした。

利根川との合流地点を過ぎ、温泉街を抜けて上流を目指す。
バス停のところが広く駐車スペースになっていた。そこに車を止め川を覗く。
ルアーマンが3人、えさ釣りの人が1人。先行者がいっぱい。
しかし、水も綺麗で気持ちよく歩けそうだ。ここから入ることにした。

上流に先行者がいるので釣り下がる事にする。
とてもいい渓層であっちこっちにポイントがあるように見える。
底石の脇を丁寧に流していく。10投目くらいだったろうか、
魚が出てきた!イワナだ。ねちっこくルアーに纏わりついてく
る。トゥイッチを入れラインスラッグを作り食いのタイミング
を作るがなかなか口を使わない・・・とうとう足元まできてイ
ワナは流れに戻っていった。残念!
それから数投、今度こそと思った勝負は一瞬。ラインにテンシ
ョンが掛かる。ヒット!ロッドを立てる、魚が跳ねる、エラ洗
いでルアーは魚の口からこぼれ魚とルアーは別の流れに戻って
いった・・・。さっきより一回り大きかったような・・・。
秋の魚は食いが浅くあわせるのが難しい。まだまだ未熟者であ
る。先行者も見えなくなり、今度は釣り上がる。
しかし、それ以降ルアーは空回り。
日もすっかり昇ったので昼飯にする。


昼飯後は昼寝をした。ちょっとだけと思ったが3時間半も寝てしまった。
時間はすでに4時。ちょうどいい時間になっていた。
今度は温泉街の下流から利根川合流点に向けて釣り下がった。
淵もあるが水深があまりなくめぼしいポイントがない。しかも入渓が容易な場所。
魚が残っているとも思えないが・・・。
入渓点すぐの淵から流れ出る落ち込みでイワナがヒット。
一応、写真だけとってリリースする。するとイワナは何を思ったのか流れとは逆に
岩の水溜りのほうへ・・・。今度は手づかみで流れのほうに戻してあげた。



少しの間、何もなく下っていき県道の下の方へ出た。
小さな流れのヨレの辺りでこれまた小さなヤマメがヒット。

いずれもつい最近放流されたような魚だ。
秋なのに秋色の魚を捕らえられず日は暮れていった。


<今日のタックル>
ロッド: スミス BSL−70L
TRB-50UMT
リール: シマノ ツインパワー2000
ライン: バリバススーパートラウトアドバンス5lb
サンライン TROUTIST Native3lb
ルアー: ジップベイツ リッジ56S