日 付   06年 4月22日(土)  お天気   晴
河 川   姫川/平川 管轄漁協   姫川上流漁協

 あれから2週間・・・
白馬はやっぱり寒かった。気温0度。一面雪景色。もうすぐ5月。
家の方(上田市)では桜も散り始めているというのにこの景色。
フィッシングベストを着ている人よりスキーウェアを着ている人の
ほうが多い。(というか今日見かけた釣り人は全部で4人(汗))
同じ長野県でもこんなに気候が違う。解禁当初のような釣りになるの
か?

姫川上流部に入る。雪代が入って若干濁り気味。
途中見てきた犬川の水はジンクリア、それで濁りが緩和されているの
か。川原に下りるとウェーディングシューズの裏に雪が着く。
厚底ブーツのようになる。水温は5度。低めだ。ミノーを結びダウン
クロスで流す。丁寧に2度、3度と同じコースをアクションを変えながら流していく。
反応は無い。サスペンドからシンキングにルアーチェンジ。やっぱり反応が無い。

 下流方向へ移動する。支流が合流するごとに水量が増えていく。
各支流も雪代が入っているので流れが速い。
タルミを拾っているつもりだがルアーがあっという間に流される。
歩いて歩いて3時間。それでも底石を狙って巻き返しを利用して底にルアーを送り込むが
やっぱり反応が無い。日もすっかり昇り気温も上がってきた。雪代水が更に増える。
車でもっと下流へ移動。以前ある橋の下に淵があったのを思い出しそこへ。

しかし、増水のせいか?その淵は無く、流れが真っ直ぐに変
わっている。仕方なく巻き返しを狙って見るがやはり反応無
し。上流側のテトラの並んでいるところに緩流帯を発見。水
深があり、流れが緩やかに巻き込んでいる。底は見えない。
ここでスプーンに交換。20mくらい先のテトラの横に投げ込
み底まで沈める。ズルズルと底を引きずってくる。
数投目、底が見えるギリギリくらいのところで魚の影。
Uターンしていった。今日始めて見る魚の影。
今度は着底してからリフト&フォール。
底から少し大きく引き上げたその時、グンッと押さえ込むよ
うな感触。反射的に合わせる。巻き返しの奥に逃げ込もうと
抵抗する魚にロッドを倒し底に沿って引き寄せる。そして、
ネットイン。いい型のイワナだ。早速メジャーを当てる。
29cm、尺にはちょっと足りない。ヒレの先なら30cmあった
んだけど(汗)ヒットした魚はさっきUターンした魚と違う。再びリフト&フォール。
すぐにまた、同じ感触。力入れて合わせる。一気に引き抜けて飛んできた。
20cm弱くらいのイワナだ。その後、反応も無くなり移動することに。

 先週に続き、スプーンで釣果が出ていることで再び朝イチに入った場所へ戻るが
雪代で濁りが強くなっている。

 濁りを回避するために平川に入ることにする。
堰堤だらけのこの川、やはり堰堤の白泡の下へスプーンを沈める。
一発目からチェイスしてきた。3投目に再び魚が出てきた。
バイト!しかし、バラしてしまった。残念(涙)
この後、上へ、下へと移動するがクリアな水のその下は緑のコケがビッシリ。
生命感がなく、川から上がる。

時計を見ると2時半。昼飯にする。
昼飯の後、足湯に入ろうと思ったが満員で入れなかった(涙)
近くの川を覗く。小さな川だ。しかし、とあるHPにイワナが釣れるとあった。
半信半疑のまま、上からルアーを白泡の影に落としこむ。

足湯が空くまでの暇つぶしと始めただけだったが・・・
よそ見をしながらロッド操作していると、不自然なバシャっと水を
叩く音。?? よく見ながら流してみると25cmくらいのイワナが
チェイスしている。こんな場所では大物だ。
しかし、ルアーを流せる距離はほんのわずか・・・
何度もチェイスしてくる。何度目かやっとバイトしたが、バラして
しまう。何度もチェイスしてきたのだからとしつこく流す。
出てこない。針に触れたから当たり前か・・・
そんな時、15cmくらいのイワナがヒット。一気に引き抜く。
しかし、ここで困った。リリースしようと思ったが、足場が高すぎ。
仕方なく流れの緩そうな場所に投げ入れることにする。
リリースに難がある場所なのでここで打ち止め。

夕方、松川に入ろうと思ったがやめにする。
再び、足湯を覗いたがまたいっぱい・・・人気だね(涙)
帰路に着く。

  雪の下から春近づく


<今日のタックル>
ロッド: スミス TRB−50UMT
リール: シマノ ツインパワー2000
ライン: サンライン TROUTIST・Native3lb
ルアー: ティムコトール3.5g
コータック山女魚3.5g