日 付   07年 7月21日(土)  お天気   曇
河 川   桂川 管轄漁協   都留漁協

 台風が来るぞ!って自粛から1週間・・・この週末も雨の予報・・・
雨ぐらいで怯んでなるものか!そうは言っても増水や濁りを考えると腰が重くなる。
天気予報とにらめっこしながら、久々、と言っても2回目の桂川へ行くこととした。

 3時に家を出る。まだ真っ暗だ。高速の深夜割引を使い一気に都留まで。
現地に着いたときはまだパラパラと雨が降っていたが、コンビニで日釣券を買い
用意をしているうちに雨は止んだ。湧水の川だけあって多少の雨では濁らないようだ。
比較的入渓しやすいところから入る。エサ釣師が先行者でいる。
気にせず後ろから上がろうと思ったがなかなか進まない・・・他の場所へ変える。

川茂堰堤上流
幻想的な風景。川霧で覆われた桂川。

水量は十分。今日の目的のひとつにNewロッドで魚を釣るってのがあるので、
短いと思いつつ5.3ftを持って川に入る。チャラ瀬で浅いところもあるので
必要な場所へは届きそうだ。しかし、それよりも魚の気配が無い・・・
霧が晴れてくると、あっちこっちに人がいるのが見えてくる。
どの人も黙々と振っているが釣れている感じはない・・・再び移動する。

ニジマス
ビックリ顔のニジマス

水量こそ乏しいが本流遡上を期待して堰堤より下流へ。
入渓点から一旦釣り上がる。渓層は悪くないが・・・
時折、良型のチェイスがあるが一瞬。しかも1回のみ・・・
激戦区だけあって魚もスレスレだ。2度目は無い。
1発で食わせられなければ釣果は無いということか。
大淵で悠々と泳ぐ魚影を発見。大きさやヒレの感じからニジマ
スか。しかし、食わせることは出来なかった。今度は下流へ釣
り下がる。最初のトロ瀬で小さなニジマスの歓迎を受ける。
22cm。なんとなくビックリ顔だ(笑)
さあ、ここからだ!と思うも続かず。
どんどん釣り下がっていく。

ヤマメ
写真ではわかりにくいが色のきれいなべっぴんヤマメ



トロ、瀬、トロ、瀬と幾つか越えた頃、ようやく次が来た。
瀬の流れの中、ルアーが着水しリップに水が噛んだその時、
プルプルっと小さなアタリ。すかさずアワセる。
釣れたのは色もヒレもキレイなヤマメ。
体型が本流体型で大きく見えたが、計ると22cm。
ネットの中で水中写真を撮るがピンボケでした(汗)
ここでお昼。退渓点も見つからないので川通しで戻る。

調子が上がらない・・・
と言いながらこれでも良かったのか?!
ここからは良いこと無しの1日に変わって行く!

さあ、昼ごはん。川から上がり移動する。富士吉田といえばう
どん。以前、雑誌で見た店を探す。程なく外観が似た店を発見。
行列が出来ている。ここに違いないと思い入る。ちなみに店に看板は無い。
うどん屋だけに回転が速い。あっという間に順番が来て食べる。んっ?不味ぅ〜いぃぃぃ!!!
後でわかったのだがこの店、外観の似たほかの店だった(涙)
昼飯の後、いつもなら昼寝だが入渓点探しをする。
何箇所かまわった後に護岸の下に岸が出ている場所を発見。
ちょっと高さはあるが上り降り出来ないことは無い。
振ってみることに・・・圧しの強いトロ瀬だ。川底には相変わらず色んなものが沈んでいる。

Hopper
カエシの奥までブッスリと刺さりました!

ここからロスト、ロストの連続。色んなものに引っ掛かる
引っ掛かる!時折、良型のチェイスがあるがやはり1回の
み・・・やはりそんな魚の付き場は沈んでいる物の近く。
攻めれば攻めるほどロストが増える・・・
何とか獲ってやろうとムキになっていたがさすがにロスト
の数が増えすぎてテンションダウン!
撤収しようと護岸の上にロッドを置き、上ろうとしたその
時・・・ロッドの置き方が悪かったのか、落ちてきた。
それを受ける。その時!
受けた左手を見ると・・・ルアーのスイミングフックが
手にブッスリ・・・カエシの奥まで入っている・・・
小さいカエシですがコレが取れない・・・
無理に抜こうか、考えたが病院に行くことにした。
片手で身支度を解き、カーナビで近くの外科を探し行く。
結局病院では手に麻酔をし一気に引き抜かれた(涙)
一瞬の痛みを除いては自分でするのと大差なかった(笑)

1時間半程の中断を余儀なくされたが再び朝の大場所へ。
えっ?まだ釣りするんかい!って
自分でも突っ込みたくなりましたがまた行きました。

しかし、ここでもまた悲劇が・・・

土手をへずりながら降りている最中に足場にしていた岩が・・・
突然崩れ、手だけで自分の体重が支えきれず落水!
今回はウエーダーの中までの浸水こそありませんでしたが、
ひじは擦りむくし、腰は打つし、ランディングネットは飛んでいくし・・・
見上げると帰りの足場も無くなっている・・・
なんてこったい!今日はトコトンついてない・・・
それでもそこから30分振りました(笑) 魚を見ることも無く、そしてロストを2個追加(涙)
帰りは水中からジャンプ!近くの木につかまり懸垂で上がりました。

午前中は苦戦と嘆いていましたが、午後から見れば無事に魚釣りが出来ていていい時間だった。
こんなことはコレっきりにしたい!と思わずにいられませんでした。
川との相性が悪いのか?巡り合わせか?答えはこの後出るのか?!

<今日のタックル>
ロッド: スミス TRBX−EX53MTH
リール: シマノ ツインパワー2000
ライン: VARIVAS SUPER TROUT Advance VEP 4lb
ルアー: スミス Dコンタクト50

釣 果  ニジマスヤマメ